2018・2019実行委員長ご挨拶

彩六華(いろどりりっか)

この度2018年度六華同窓会総会・懇親会の幹事を務めさせていただきます南43期一同を代表してご挨拶申し上げます。

私たちが1年間の同窓会活動テーマに選んだのは「彩六華」。活動をスタートして以来、同期で集まる機会が増えましたが、卒業以来の再会がある一方、在学時にはクラスが一緒になったことがなくても数分後にはすぐに打ち解けあったりと、同窓の縁のありがたさを改めて認識しました。その中で強く感じたことは、これまで違う時間を過ごしてきて一人一人は違う色だけれど、どれかが一番きれいな色なのではなく、様々な色が集まることで調和している六華のつながりがとても美しいということです。それに加えてこれまで同窓会活動を支えてきてくださった先輩方、これから共に支えていく後輩の皆さんの存在が六華を彩っていて、その中に自分たちもいられることがすごく嬉しいことだと気づきました。そんな思いから「彩六華」を活動テーマとし、学校林散策会(5月)や在学生向けの六華ゼミといった企画を通じて、様々な「彩」を表現していきたいと思います。幹事期という貴重な活動を通じて、これまでにつながりの無かったたくさんの方々にもお会いして、1年間の役割が終わってからも期を超えたお付き合いが広がることを楽しみにしております。

最後になりますが、10月20日(土)の総会・懇親会で皆様にお目にかかれますことを心より祈念申し上げ、あいさつに代えさせていただきます。 

2018年六華同窓会
 総会・懇親会実行委員長
中野貴英

 ロゴについて 

『六華』の本来の意味、雪の結晶を六つ形どり、そこに、六華同窓会の多彩な人々をイメージし、それぞれの『いろどり』を配色しました。 その隙間を埋めるように、一回り小さな結晶を薄い色で散りばめています。それは、将来、六華同窓会に加わる在校生を表しています。結晶の散らばりを円形に切り取ることで、周囲に無数の結晶をイメージさせ、ここ六華同窓会に集う人の多さを表しました。

また「彩六華」の題字は、2017六華同窓会で使用した横断幕を書いた同期の書を取り入れています。


2019年六華同窓会実行委員長より ~ 六華は世界の入口

 2018年六華同窓会総会・懇親会が盛大に開催されましたことを心からお喜び申し上げます。また、本同窓会の現在の活発な活動の基礎を築いてこられた諸先輩方のこれまでのご尽力に、心からの敬意と深い感謝をお伝えしたいと思います。

 私たち南44期は今日までの1年間、今年の幹事を務められた南43期の先輩たちの会議に参加させていただいたり、六華ゼミのサポートをさせていただいたりしてきましたが、六華同窓会の活動の充実や広がりには感嘆することが多く、大きな刺激を受けています。

 それと同時に、これから私たち南44期が担う責任の重さに背筋の伸びる思いです。長い歴史と伝統を持つ六華同窓会に関わることができる喜びを力に、同期一丸となって進んでいけたらと思っています。先輩方のご指導とご助言をどうぞよろしくお願いいたします。

 個人的なことになりますが、道南の小さなまち、八雲町から南高校に入学した私にとって、札幌は大都会であり、南高校は入学前に想像していたよりずっと大きな学校で、急に大きな世界に迷い込んだような思いで最初の数か月を過ごしたことを思い出します。11クラス、約500人の同期がいましたが、個性的で彩りに満ちたカラフルな同級生たちに囲まれ、あっという間に3年間が過ぎていきました。見た目も考えも好みも違う多くの友人たちと多感な時期を共有できたことは、自分のこれまでの人生にとって非常に大きな糧となっています。卒業後は一度札幌を離れ、また札幌に戻ってすでに20年がたちましたが、振り返れば、南高校こそが自分にとってこの広い世界の入口だったような気がします。六華の門をくぐったこのご縁にあらためて感謝しています。

 最後になりますが、六華同窓生の皆様の益々のご活躍と母校の更なる発展をご祈念申し上げますとともに、来年またこの場で皆様にお会いできますことを楽しみに、南44期を代表してご挨拶申し上げます。

2019年六華同窓会
総会・懇親会実行委員長
池田望(南44期)